とっても今更な記事だけど、、、、、
今年の全日本選手権めちゃくちゃ面白かったですね
話題の中心はもちろん宇田と戸上
張本が全日本での水谷を彷彿とさせるような受け卓球で、まさかまさかの粉砕
こんな想像誰がしたのだろうかと頭をかしげたくなるような展開の連続
バルサミコ的には「これは、フラン流のバンザイでは…しかしここまで高度なバンザイとは…」と一人飛び跳ねて喜んでいたところですが、あの戦術で喜べるのは当ブログ、ないしはフランブログ読者のみでしょう
試合を通してみて思ったのは、高速化しているのはボールの質だけでなく、試合展開も高速化しているということ
こう書けば「そりゃそうでしょ」と誰もが思うのでしょうが、実態を考察すると恐怖を覚えるほどに高速化しています
以前みまちゃんの試合を見て恐怖を感じた、との記事を書きましたが、その怖さはバンザイで相手に択を押し付けながらも、次の展開が明らかに狭められており相手に相当のプレッシャーを与えながらも、そこに変化を被せて相手を文字通り「殺しにいく」卓球をしているところにありました
その展開の発想が鬼畜すぎて、もう怖い
しかして、どうしてこうなった
プラ環境になってボールが回転かからなくなって、スピードもあんまりになって、ラリー続くようになったのではなかったのか?
どうしてこんなラリーを続けずにさっさと殺すような卓球がはやり始めたの?
皆さま、これに対してどんな答えをお持ちでしょうか
私は端的に、用具の高性能化に見合うフォームの最適化がなされた、いやなされてしまった
と解釈しています
当たり前な話なんですけど、みんなフォーム小さくてすんじゃいますものね
というのも私最近腰を落として前陣で張り付いて卓球をしてみているんですが、普段は中陣で変なボール送りつけているのも相まってカットしたり打たれたりが多いんですよ。
なのにいつも打ってる前陣両ハンドの友人と、珍しく前陣でハイピッチなラリーが続くわけです。
なんか俺ら現代卓球してるな
そういわれてはっとしたんです
もしかして誰もがやらないだけで、やろうとしたら案外出来るのでは?と
そりゃそうです、普通はしないだけで、繋ぎのボール0にしたオールみたいなもんですから、技術的には出来なくはない。さすがにネットより低い下回転はスマッシュやスマッシュよりのドライブなんかは出来ませんが、何気なくドライブしてたボールをぶち抜いたり、スマッシュしたり、ちょっと台から出たボールは全部うちにいって、ネットと同じぐらいの高さの出ないボールは台上で打つだけの話ですから。
元々打てないわけじゃない。でも打たないでつないでた
ラリーがどんどんつながるようになった環境下では前陣での先攻め有利になってきていますから、チャンスメイクをするにしてもそもそも打てるボールなら打った方が有利なわけです。
ラリーになってしまったら五分になるなら、ラリーになる前に打てるボールを増やす
これが現代卓球の共通認識となっているように思えます
後でミスをして期待値が低いのと、先にミスをしても期待値が少しでも高いなら後者のが良い
こう書けば当たり前な話ですが、、、、、多分意識しないとできないことですよね
おおよそ展開が早くなってるからこそ、ストップでの従来の駆け引きもより面白く見れているのでしょう
コロナで卓球しづらいですがぜひとも皆さまも先攻めを意識してみてください
今の用具ならちょっと振ればフォーム無視して小さいフォームで簡単に攻められますから
・・・何なら入る小さなフォームは正しいことの方が多いでしょう、3Hit的に
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