本当にすごい、やってくれましたね!!!!
今のチームの主力の星、中橋はともに中学時代の実績あり。
もとからの両ハンドスタイルに、鶴東流のゴリゴリフォア卓球が搭載され、時代を超越したとも言っていい新スタイルの卓球を武器に気持ちのいい卓球を見せてくれましたね。

昨今の韓国スタイルの卓球を彷彿とさせるような、バックバックの差し合いでぶち抜きだけは封じ、攻めあぐねた相手側のボールをフォアでぶち抜いていく。

twitterでも呟きましたが、ある種現代卓球の最新系ともいえるようなスタイルですよ!!!
フォアが自分たちよりも弱い選手に対しては、バック対バックで抜かれなければ勝負できるスタイル
なかなか強い人と打つのが難しい鶴岡という悪条件をも跳ね返せるような、田舎の選手でも強くなることができ、全国上位者とも勝負できる超コスパ型の卓球とでもいうのでしょうか。

一重に、岩崎栄光という鶴岡東のレジェンドを作り上げた、フォア粘着オールフォアで最強のフォアを最速のフットワークでぶち込むことを信条とした杉野森監督ならではの発想でしょう。

高校時代、だれもがフォアにキョウヒョウを張って、オールフォアで吠えまくっていた鶴岡東を見ていたのもあり、やはりフォアに粘着でぶち抜くことの美学は私も強く持っていますし、鶴岡東のフォアが有名になるのはうれしいですね。

そこに至るまでよっぽどの練習をしているのも、噂で聞いているところではありますが、それにめげずに頑張った彼らこそこうした結果を得るにふさわしいでしょう。


とりわけ、鶴岡東に両ハンド型の優秀な選手が入れば、最強のメンタルに加え最速のフットワーク、最強のフォアが搭載されるというのが今回で分かったわけですから、今後も楽しみですね。

もし仮に全国ベスト8以上の選手が数人まとまって鶴岡東に入ったら、名電時代に風穴を開ける可能性はより高くなることでしょう。

・・・そのせいでほかの山形県勢が全国に行くことがより不可能になるわけですが。

それでも超がつくほどの素材の選手たちがしのぎを削る試合を間近で見られるなら、一観戦者としては興味深いです。

そしたら彼らに初心者サーブをぶつけるために全日本予選出ますよそりゃ。
仕事うまいことやすんででも、、、、無理か



また、彼らの応援も相当なものですよね。
飛び跳ねて、オーバーリアクションで、全員で戦うといった姿勢はこれ以上なく気持ちがいいものです。
去年も鶴岡東対名電で語った気がしますので多くはもう語りません。
彼らのメンタリティーはすばらしいですよ、ほんと。


インターハイの裏では、医学部の大会で最も大きな試合である東医体が行われています。

結果はいかんにせよ、皆が吠えて、皆が楽しめればそれでいい。
後輩たちがエモーショナルに、アグレッシブに卓球をしている試合を見て嬉しさを覚えます。
そうしていないやつらもいるんでしょうけれどね。
私が愛した卓球部の、私が愛した戦闘スタイルが受け継がれていってくれればなぁと思うところではありますが。
私が好きだった当時の部活は鶴岡東と応援合戦しても負けなかったと自負していますよ。

総じて
いい試合が見れて幸せでした。

団体戦の試合でも応援でもいいから、もう一回、熱いメンバーで熱い試合をしたいなー。